人気の回転寿司チェーン店「スシロー」ですが、どうせ食べるならお得なネタを食べたいと思っている方も多いでしょう。
自分の好きなものを食べたいと思う方もこの記事を見て、普段食べないネタがランクインしていたら食べてみてはいかがでしょうか。
今回はスシローの原価率が高いネタを調査し、ランキング形式で紹介します。
原価率が高いというのは、ランキング上位ほど私たちが得するという事です。
他のチェーン店についても調査しているので、ぜひ見比べてみてください。
人気メニューランキング
原価率ランキングを紹介する前に、まずはスシローの人気メニューランキングを紹介します。
調査資料として、テレビ番組の「帰れま10」のランキングから抜粋しています。
写真はスシローのHPに掲載されているものを使用しています。
第10~4位
第10位 牛塩カルビ(¥100)
牛バラ肉を直火焼きする調理法です。
塩こしょうというシンプルな味付けが、牛の柔らかさと旨味を引き出しています。
第9位 大切あわび(¥300)
こちらは期間限定で現在は終了しています。
コリコリの食感と磯風味が味わえるネタです。
あわびは老化の進行を遅らせる効果があります。
第8位 鹿児島県産カンパチ(¥150)
こちらは期間限定品で、身と皮の間の味が濃厚な部分を使用しています。
2021年8月25日(水)から9月5日(日)までの期間限定です。
第7位 桜海老としらすの食べ比べ(¥100)
こちらも期間限定で、現在は終了しています。
桜海老にはカルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などの重要な栄養を摂取できます。
第6位 本鮪赤身(¥150)
マグロの中心部分だけを厳選しているネタです。
水っぽくなく厚みもあり、柔らかい赤身です。
第5位 サーモン(¥100)
脂のノリが良く鮮度抜群です。
サーモンは実は白身魚に分類されます。
第4位 いくら(¥100)
スシローのいくらは、厳選されたもののみを使用しています。
「いくら」はロシア語に由来した呼び方です。
第3〜1位
第3位 エビアボカド(¥100)
肉厚なエビにアボカドとオニオンをトッピングした、スシロー発の創作寿司です。
エビは良質なタンパク質を多く含み低脂質なので、ダイエットにもぴったりです。
第2位 まぐろ(¥100)
正直、第6位の本鮪赤身との違いがよくわかりません。
調査したところ、第2位のまぐろの方が脂のノリが良いとのこと。
第1位 はまち(¥100)
広いいけすで育てる「薄飼い」という技法を使い、活きた状態のまま冷凍されずに店舗に届くため、極上の味わいになるようです。
はまちが第1位となりました。
原価率ランキング
お待たせしました!ここからスシローのお寿司、原価率ランキングを紹介します。
原価率は以下の条件にて調査しました。
<原価率算出条件>
・スシローホームページに掲載されている「原産地情報」より、使用している魚および原産地を調査
・東京都中央卸売市場の月報を参照し、魚の原価を調査
・一貫あたりのネタの重量は10gとして、一皿あたりの原価率を集計
・シャリや人件費、調理コスト等は考慮しません
・厚切りメニューもあるので、そちらに関しては「重量係数」として乗じます
これらの条件を考慮して、以下の式で原価率を求めます。
原価率=単価(kgあたり)÷100×貫数×重量係数÷提供価格
この原価率が高いほどランキング上位になります。
※ちなみに
ここではネタの重量は10gとして計算していますが、スシローのネタの平均重量は8.3gです。
シャリは15g程度でネタと合わせて一貫あたり約23~24g、一皿で46gです。
一般的な成人は1食あたり450gの量を摂取すると言われています。
従って450g ÷ 46g = 9.7皿食べられる計算となり、客単価は約¥1,000と算出されています。
それではランキングいきましょう!!!
第10〜4位
第10位 麹熟成赤いか(原価率33.6%)
白いのに赤いかです。柔らかくて甘味があります。
鮮度の良いイカは、アイシャドーの様に目の周りが青くなります。
第9位 ほたて貝柱(原価率35.3%)
ほたては養殖に成功しているため価格が下がっていますが、それでも上位にランクインです。
ほたての漁獲量日本一は北海道ですが、消費量日本一は青森県です。
第7位 甘えび(原価率35.5%)
全体的にえび類は原価率が高く、甘えびは生モノなことも要因です。
甘エビの漁獲量は1991年に最低となった後、緩やかに回復していますが、現在でもピーク時の半分程度です。
第7位 数の子松前漬け(原価率35.5%)
甘エビと並んで第7位にランクインしたのが数の子松前漬けです。
ニシンのことをカドと呼び、カドの子がなまって数の子と呼ばれるようになりました。
第6位 大切とろサーモン(原価率37.1%)
通常のサーモン自体が原価率30%程度ですが、これが同じ値段のまま大切になっているため、原価率が上位になりました。
第5位 本鮪赤身(原価率39.6%)
お持ち帰り対象外のネタなので、ぜひお店で食べてください。
マグロはとれたてより、時間が経過して熟成した方が美味しいです。
第4位 白とり貝(原価率39.8%)
ほたてに続いてランクイン。やはり貝類は高いですね。
旬は7~9月です。
第3〜1位
原価率ランキングベスト3の発表です。
同率2位が2つあります。
第2位 いくら(原価率41.7%)
きゅうりでコストカットしているにもかかわらず、高原価率を誇っています。
原価率も高いのに人気も高いとは、お店としては困ったものです。
第2位 極上のどぐろの炙り(原価率41.7%)
高級魚のどぐろがランクイン。1貫ネタですが高原価率です。
「のどぐろ」の由来は、口を開けると喉が黒く見えることから。
第1位 大切あわび(原価率53.4%)
期間限定のネタで、やはり貝類は強いですね。
あわびは高たんぱく・低コレストロールで、カロリーが少ないのが特徴です。
おまけ<原価率が低い寿司ランキング>
原価率の高い寿司をランキングにしましたが、おまけとして原価率が低い寿司もランキングします。
つまり注文するほどお店の利益が大きいネタです。
第3位 焼き鯖(原価率8.2%)
第2位 塩〆イワシ(原価率7.2%)
第1位 ほや軍艦(原価率4.4%)
ほやって意外と安いんですね。
人気としてもそれほど高くはないネタがランクインしています。
まとめ
スシローのメニューの中で原価率が高いものをご紹介しました。
第1位 大切あわび(原価率53.4%)
第2位 極上のどぐろの炙り(原価率41.7%)
第2位 いくら(原価率41.7%)
第4位 白とり貝(原価率39.8%)
第5位 本鮪赤身(原価率39.6%)
第6位 大切とろサーモン(原価率37.1%)
第7位 数の子松前漬け(原価率35.5%)
第7位 甘えび(原価率35.5%)
第9位 ほたて貝柱(原価率35.3%)
第10位 麹熟成赤いか(原価率33.6%)
他のチェーン店についても調査しているので、ぜひ見比べてみてください。
※あくまで個人的な調査であることをご了承ください。
ちなみに私はマグたくと鉄火巻きが好きです。
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