リフォームってどんな流れでやるの?
家のリフォームを考えているけれど、どこの業者が良いんだろう?
長ければ一生住み続けるマイホーム、安い買い物ではないのでリフォームの失敗はしたくないですね。
私もリフォームを検討していて、これまで10社近くの業者と関わり打ち合わせをしてきました。
そこで今回は八戸や周辺地域でリフォームするなら、どの業者がおすすめかご紹介します。
この記事を読むと、リフォームの流れも分かるのでぜひ最後までご覧ください。
リフォームの流れ
リフォームの流れは大きく分けて3ステップです。
細かい内容については後述します。
①見積もり
②施工
③引き渡し
見積もり
まずは業者さんに連絡して、見積もりをしてもらいます。
都合の良い日程をすり合わせて、実際に内装や損傷の程度を確認してもらいます。
見積もりが出るまでに早くても1週間、長くて1ヶ月程度かかることがあります。
確認してもらう当日までに、以下のことをあらかじめ用意しておくとスムーズです。
この中でも特に、間取りの変更がある場合はあらかじめ考えておきましょう。
業者さんの内見が終わってから、「ここの壁を取り払いたい」となっても重要な柱が通っているからできませんという可能性もあるからです。
築40年以上の建物の場合、耐震構造の問題で取り払えない柱もあったりしますので、業者さんに確認しておきましょう。
見積もりに時間がかかる原因として、床下や屋根裏、周辺の電線、配管の状態を確認することもあるためです。
床下:柱や床材の腐食度合い、ネズミやシロアリ被害の程度を確認します
屋根:雨漏りや塗装の状態、カビの被害などを確認します
電線:電圧に問題がないか、電線をどこから引っ張るかなどを確認します
配管:配管の腐食や傷みを確認します
主に上記の状態を確認して、大きな工事が必要かどうかの判断が行われます。
このほかにも必要に応じて壁の中の断熱材なども確認しますが、壁を剥がすことになるので寒さが厳しくてどうにかしたいと感じた場合に確認してもらいましょう。
施工
見積もりが終わり、内容に納得できたらいよいよ施工が始まります。
ここでは施工がどのように進むのか、どれくらいの期間・費用がかかるのかを紹介します。
よくリフォームで扱われる「外壁」「屋根」「外構」「キッチン」「浴室」「トイレ」「洗面台」などの施工期間・費用の目安について規模ごとにご紹介します。
フルリフォームする場合
建物を全体的にフルリフォームする場合、間取りや大きさにもよりますが1〜2ヶ月半程度の期間が必要です。
また劣化が激しかったり、解体箇所が多くなるとさらに1〜2週間程度期間が長くなります。
現地調査や見積もりの段階で詳細に相談すると良いでしょう。
費用は坪数によりますが、おおよそ400〜2500万円程度で、築年数が経つほどリフォーム箇所も多くなるのでその分費用が大きくなります。
フルリフォームの場合は施工費用の他に、仮住まいの賃料が必要です。
外壁・屋根のリフォームの場合
外壁や屋根の塗装は天気や季節により変わりますが、おおよそ2週間程度で終わります。
アパートやマンションの場合は規模が大きいので、1〜2ヶ月程度かかります。
費用は60〜200万円程度です。
キッチンリフォームの場合
キッチンは小規模リフォームと大規模リフォームに分けられます。
小規模は10日程度、大規模だと2〜3週間かかります。
大規模なリフォームは、給排水管工事・キッチン取付工事・電気工事などが必要になり、長期間の日程を要します。
費用は35〜100万円程度です。
浴室リフォームの場合
浴室も小規模と大規模のリフォームに分けられます。
小規模リフォームは浴槽の交換のみののようなもので、1日程度で終了します。
費用は35万円程度です。
大規模リフォームは浴槽だけでなく、壁や床、天井の工事も伴うもので、4〜7日程度かかります。
費用は50〜150万円程度です。
トイレリフォームの場合
トイレのリフォームは1〜3日程度かかります。
トイレの工事中は、便器の取外しや取付けの時に水道管を触るため、一時的に水道が止まることがあります。
トイレのリフォームをする際は、工事期間中に水が止まることはあるか、止まるとすればいつになるのかを確認しておくと良いでしょう。
費用は10〜50万円程度です。
内装リフォームの場合
リビングのリフォームは、何をリフォームするか、リビングの広さがどの程度かによって変わってきます。
工事の規模の大小というよりは、リフォームしたい部位によって施工期間が変わってきます。
参考として、床やクロスの貼替は、1㎡あたり約7,400~1万5,000円程度です。
今回紹介した期間はあくまで目安ですので、見積の段階でリフォーム会社さんとしっかり確認しておきましょう。
リフォームの注意点4つ
リフォームはとても高い買い物なので、気をつけておくべき点をご紹介します。
後から「こんなはずじゃなかった。。。」とならないよう、あらかじめ次の内容を念頭に入れておきましょう。
リフォーム計画を把握しておく
当たり前じゃないの?と思うかもしれませんが、意外とできないことがあります。
特にフルリフォームの場合は「あれも直したい、ここも直したい」となっていき、最終的に想定以上の予算になることも少なくありません。
少し手間かもしれませんが、見積内容を念入りに確認しておき余計な出費をしていないか把握しましょう。
冷静になってよく見ると、「ここは無理して直すところではないな」という部分が見えてきます。
リフォームのコンセプトとは例えば、「家族の体が悪いからバリアフリー化を目的とする」「不動産投資用のリフォームだから壁紙等最低限の修繕にする」「風呂屋トイレが劣化してきたから水回りを重点的にする」などです。
口約束はしない
人間関係で厄介なのが「言った言ってない論争」です。
「ここも直してくれると言ったのに直っていない」
「ついでに直しておくと言われたのでお願いしたら追加の費用を請求された」
リフォームは始まってからでないと見えない部分もあるため、追加工事が必要になることもありますが、その場合も必ず現場の監督やスタッフに確認するようにしましょう。
必要な工事なのであれば、必ず見積に追加してもらうようにしましょう。
建て替えより高くなることがある
フルリフォームの工事内容次第では、建て替えよりも高額な費用がかかる可能性があるので注意が必要です。
理由は先ほども紹介したように、工事中に建物の構造に不具合が発覚する可能性があるからです。
例えば建物の基礎や鉄筋の状態が悪い場合、構造を補強する追加工事が必要になります。
このような場合は予想以上に高額な費用がかかる可能性があるため、建て替えた方が安いケースもあります。
やはり上記のように、あらかじめコンセプトを決めておくのが良いでしょう。
助成金の申請は工事前に行う
リフォームには助成金制度が設けられているものもあります。
例えば古い設備から最新設備に変更する場合、各自治体が設けた補助金制度やリフォーム減税制度が利用できます。
制度によって手続き方法が異なりますが、工事開始前に申請が必要な場合があるので、あらかじめリフォーム業社さんや自治体に確認しておきましょう。
リフォーム費用を抑える方法3選
同じ工事内容であれば、少しでも費用を抑えたいと思うのでしょう。
でもどうすれば費用を安くできるのかわからない方のために、費用を抑えるコツを3つ紹介します。
相見積もりを取ろう
リフォーム業社は多くありますが、それぞれの業者ごとに施工の内容には得意な分野があります。
例えば一方は水回りのリフォームに強みがあり、もう一方は電気工事が強かったりなどです。
得意分野のリフォーム内容であれば、費用を安くできたり、他の業者は確認しない細かい部分まで見てくれます。
リフォームの目的と合致した業者を探し出すためにも、複数業社から見積をもらうようにしましょう。
私は4社程度から見積もりをもらうようにしていますが、少なくとも2社はもらうようにしましょう。
複数業社から一括で見積もりできるサイトもあるので、そちらを活用するのも良いでしょう。
設備や素材のグレードを見直してみよう
床や壁
壁や床は修繕面積が広いため、素材を見直すだけで費用に大きな影響を与えます。
例えば、100㎡をリノベーションするとします。
仮に、床材「1,500円/㎡」だと「150,000円(100㎡×1,500円)」です。
一方材質にこだわりすぎて、「5,000円/㎡」の床材を選んだ場合は「500,000円(100㎡×5,000円)」になります。
つまり、床材の選択1つで大きな費用の差が生まれます。
もし素材ではなく色や濃淡を重要視しているなら、コストを抑えた素材を選んでオイルや塗装で着色させることにより、好みの色を出すという方法もあるので検討してみてはいかがでしょうか。
キッチン
キッチンは最も費用の差が出やすい項目です。
なぜなら、メーカーやグレードの違いによって、30〜300万円くらいのものまで幅が広いからです。
カタログやショールームなどで調べていくうちに目移りしてしまい、気付いたら予算オーバーになってしまうことも少なくありません。
現状、そして今後のライフスタイルを考慮して、必要な機能を選ぶと良いでしょう。
分離発注しよう
費用を抑える方法として、「分離発注」が効果的です。
この方法は効果は大きいですが、諸刃の剣ですので使いすぎは逆効果になりトラブルに繋がります。
次の方法で行うのが最も効果が大きいと思うので、ぜひ実践してみてください。
前提知識として、まずはリフォーム業社の仕事内容を見てみましょう。
つまり分離発注とはリフォーム業者を通さずに、依頼主が自らそれぞれの専門業者を探してきて工事の発注をする方法です。
元請けとなるリフォーム業社を通さないことで、その分の費用を抑えられます。
この方法は効果絶大でかなりの費用を抑えられます。
ただし、デメリットもあるので注意してください。
そんなリスクを負ってまで分離発注する意味があるのかな?
確かに全てを分離発注するのはかなりのリスクです。
なので最小限の分離発注にすれば良いのです。
どういう意味かというと、9割はリフォーム業社、1割は分離発注にしてみましょう。
例えばフルリフォームする場合、外壁塗装と屋根の補修だけ分離発注し、残りはリフォーム業社に任せるのです。
この方法なら依頼主は塗装業者を探すだけで良く、内装のリフォームは業者さんが監督するので依頼主の負担はかなり軽くなります。
また内装のリフォームが全て完了してから塗装業社にお願いすれば良いので、リフォーム業社との日程のすり合わせも必要ありません。
そしてリフォーム業社を仲介する費用を削減できるので、大きなメリットになります。
こちらも相見積もりを取りながら、試してみてください。
八戸市周辺のおすすめリフォーム業社3選
これまで多くのリフォーム業社さんと関わってきた中で、対応が良かったり値引き交渉がしやすかったりと、良い業者さんに巡り会うことがありました。
そこでここからは、八戸市周辺でおすすめのリフォーム業社さんを3社ご紹介します。
八戸だけでなく、おいらせ町、三沢市、十和田市など広範囲で対応してくれるので、リフォームを考えている方は検討してみてください。
カネヒロ
カネヒロHPはこちら
こちらは一級建築士や二級建築士が在籍しており、腕が確かな会社です。
質にもこだわっているため、選んでまず間違いがない会社です。
ただし高級路線の会社なので、予算に余裕があるもしくは部分的なリフォームを検討している方におすすめです。
フジケンザイ
フジケンザイHPはこちら
地域密着型の会社で何かあったら、すぐ駆けつけてくれるくらい対応の早さが魅力です。
こちらはモデルハウスやショールームもあり、実際に見て触って体感できるのが良いところです。
内見の際も「ここの段差はフラットにした方が生活に便利ではないですか?」など細かい部分にも提案してくれて、且つ予算内に収まるようできる限り配慮してくれる姿勢が伝わりました。
私を担当してくれた方は、とても責任感の強さが感じられ、理想のリフォームに近づけるよういろいろ提案してくれました。
何度もじっくり話し合って納得がいくものを突き詰めたいという方におすすめです。
optima reform
optima reform HPはこちら
こちらの魅力はなんと言っても費用の安さが魅力です。
費用が高くて諦めていたリフォームも、こちらに問い合わせたら予算内に収まったという事例も少なくないようです。
安さの秘密は広告費などの経費を抑えているからです。
こちらは社長ご自身でブログやSNSの運用をしており、宣伝費がほとんどかかっていません。
その分お客さんに還元されていて、ギリギリまでお値段を下げられるのです。
リフォームの内容をブログ内に掲載することを了承できるのであれば、さらに割引が適用されて費用を抑えることができます。
こちらの会社は水回りのリフォームに強いので、検討してみてはいかがでしょうか。
さらに社長のご好意により、この記事の「お問い合わせ」からoptimaのリフォームを検討頂いたら、さらに割引が適用されるとのことでした。
見積もり内容を確認して、納得がいかなければお断りすれば良いだけなので、気になった方はぜひこの記事のお問い合わせから「リフォームを検討したい」とご連絡ください。
まとめ
今回はリフォームに関する知識や、おすすめのリフォーム業社をご紹介しました。
業者さんに連絡する前に、しっかりコンセプトを計画し注意点を理解した上で行動しましょう。
まずは相見積もりを取ることが重要ですよ!
皆さんの理想のリフォームが実現するよう願っています。
居住用ではなく不動産投資としてリフォームを検討している方にも使える知識なので、ぜひ活用してください。
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